久しぶりに楽天証券にログインしたら見たくなかったものが見えてしまった

少し前にSBI証券でつみたてNISAを始めたという記事を書きました。

こちらの記事にも書きましたが、つみたてNISAは楽天証券の方がお得なので切り替えようと思い、久しぶりに楽天証券にログインしました。

そうしたら楽天証券の口座情報に実現損益：-1,788,552 円と書いてありました。

え、久しぶりにログインしたばかりで何も取引してないけど、まさか昔の株がまだ残ってるのか？

と思いましたが、そんなわけはなく昔の取引履歴が残っていただけでした。

しかし僕が楽天証券で取引していたのは10年以上前です。

僕が使っているどの銀行でも、どの証券会社でも10年以上前の履歴が残っている事なんてありえません。

っていうか普通に生活していて10年以上前の記録って自分で保存しておかない限り残ってないですよね。

しかもマイナス178万って、株だけでそんなに損していたのかという事を目の当たりにしてガックリでした・・・

しかし楽天証券は親切ですね。ログイン画面の下に「久しぶりに口座を利用されたいお客様へ」という項目があって、確認すると、
STEP1:ログイン
STEP2：登録内容の確認登録
STEP3：入金する
STEP4：取引開始
という流れが書いてあって、入金しないと取引開始出来ないという事がわかりました。

さっそくログインしてみました。

ホームページずいぶん変わったんだなぁなんて思いながら、口座情報を確認してみると、実現損益：-1,788,552 円の文字が。

今10万円入金したばかりで取引なんてしてないぞ？と思いながら恐る恐る実現損益の項目をクリックしてみると・・・

僕が楽天証券を開設してから今までの株式の取引履歴がすべて残ってるじゃありませんか・・・

2005年に僕が初めて株式を取引した履歴まで残ってるんですよ。

僕が初めて取引したのは12月2日に今は無き「ニッシン」という消費者金融の株を買ったのが始まりでした。

そして僕の取引履歴は2008年12月16日に「日経２２５連動投信」で4274円のマイナスを出して終わっていました。

たった3年間で-178万円の損失・・・

僕はこのブログでも書いている通り、この他にも先物やFXで損をしており、約10年でトータルで300万円以上の損失を出しているのですが、細かい金額までは正確には把握していませんでした。（把握したくない）

まさか損失の半分以上が最初の3年間で出ていたとは・・・

人間の脳って恐いですね。完全に忘れていました。

ちなみにSBI証券ではホームページ上で簡単に確認出来るのは過去2年分。手数料1000円払うと過去10年分までの取引履歴を郵送で送ってもらう事が出来るそうです。

しかし楽天証券は14年前のが普通に回覧出来るわけです・・・

改めて調べてみましたが、楽天証券では特に期限は無さそうです。

取引履歴が無限に回覧できるというのは過去の取引成績を分析するのに非常に役に立ちます。

それに投資が向いていなかった場合、辞めるキッカケにもなります。

パチンコなど他のギャンブルもそうですが、成績を付けない人は負けている傾向が強いです。

嫌な記憶は忘れて、勝てた記憶を元にまたパチンコ店に行ってしまうわけですね。

なので2年間で過去の取引履歴が消されてしまうとダラダラと損失を出し続けながら投資を続けてしまう可能性が高いです。

ネット証券で有名なのはSBI証券と楽天証券ですが、株式投資を始めるうえで取り扱っている商品や手数料はあまり変わらないのでどちらを選んでも問題ありません。（つみたてNISAの場合は2019年現在は楽天証券が得）

今回、つみたてNISAを切り替えようと思って久しぶりにログインしたら、見たくないものを見てしまいましたが、ユーザーとしては当然、長い期間の取引履歴が残っていた方が良いわけですから楽天証券は親切ですね。

ますます楽天証券に切り替えたくなりました。SBI証券と楽天証券で迷っている人は楽天証券がおすすめですよ。