タカラレーベンのモデルハウス見学で商品券4000円分ゲット【建売には二種類ある】
マンションで有名なタカラレーベンですが、分譲住宅もやっていたので見学してきました。
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こちらの記事でも書きましたが、最近モデルルーム見学が趣味になっているオカシンです。
今回はタカラレーベンの分譲住宅があったので見学に行ってきました。
その時、建売住宅はデベロッパーの住宅とハウスメーカーの住宅の二種類あるという話が参考になったのでご紹介したいと思います。
日本の戸建ては三種類ある
僕は戸建ての選択肢は注文住宅か、戸建ての二択だと思っていました。
今回初めて戸建て住宅の説明を受けたのですが、説明してくれた担当者の方いわく、日本の戸建て住宅のランクには三種類あるとの事。
一番ランクが高いのはもちろん注文住宅で、日本の住宅に占める割合は少ないそうです。
一番数が多いのはハウスメーカーが販売する建売で日本の住宅の7割くらいはこれだそうです。
そして僕が見学に行ったのはデベロッパー(タカラレーベン)が販売する建売住宅でした。
ハウスメーカーとデベロッパーの違い
ハウスメーカー
ハウスメーカーは、日本国内全域または広範囲の規模で展開する住宅建設会社に対する呼称であるが、正式な定義はない。
厳密に分けると、地元の小さい会社はハウスビルダーや工務店などと分けられますが、今回はそれらも含めてハウスメーカーと定義します。
代表的なハウスメーカー
積水ハウス
セキスイハイム(積水化学工業)
大和ハウス工業
パナソニック ホームズ
ヘーベルハウス(旭化成ホームズ)
ミサワホーム
住友林業
三井ホーム
デベロッパー
デベロッパー(developer)とは、開発業者のことで、大規模な宅地造成やリゾート開発、再開発事業、オフィスビルの建設やマンション分譲といった事業の主体となる団体・企業のことである。
デベロッパーは住宅を作るのが目的ではなく、街を作るのが目的です。
街づくりの一環として住宅を作るので周りの環境と調和のとれた住宅を作ります。
代表的なデベロッパー
三井不動産
三菱地所
住友不動産
東急不動産
東京建物
野村不動産
大京
タカラレーベン
ハウスメーカーが建てる建売の特徴
こちらがよくある建売住宅です。
競合が多いため安い
ハウスメーカーで有名なのは先程の大手8社なのですが、建売住宅を販売する会社は小さな会社も含めると無数に存在します。
小さな会社でもホームページや営業でアピールする事が出来る会社はまだマシです。
それらも出来ないような会社はとにかく安くする事でしかお客さんに来てもらえないので安くするわけです。
ハウスメーカーが安く出来る理由
・業者しか買えないような大きな土地を安く買えるから。
・大量生産でコストを安くする。
・効率的な作業で人件費を抑える
このような企業努力によって販売価格を抑えているのが真っ当なハウスメーカー。
・地盤が悪いとか訳ありの安い土地を仕入れる
・安い材料を使う
・手抜き工事をさせて人件費を抑える
一方でこのような企業堕落によって販売価格を抑えている悪徳ハウスメーカーもいるわけです。
欠陥住宅が多い
コストを抑えるためになるべく安い材料を使って作るので、シックハウスや、施工不良のいわゆる欠陥住宅が多くなります。
こちらの記事によると建売住宅の8割が欠陥住宅だとか。
アフターケアが最低限
新築住宅は法律によって10年保証されていますが、その法律で保証しているのは基礎などの部分のみです。
その他の設備などに不具合があってもハウスメーカーは保証してくれません。
デベロッパー(タカラレーベン)が販売する建売の特徴
将来性がある
次にデベロッパーが販売する建売の最大の特徴は、その土地(街)が今後発展していく可能性のあるところに住宅を建てるという事です。
という事は将来住宅を手放す事になっても、価値が下がりにくいという事になります。
大手という安心感、アフターケアも充実
デベロッパーは大きな企業が多いので、将来倒産してしまうなどのリスクも少ないです。
保証も手厚いところが多く、基礎部分だけでなく、設備も10年間保証してくれます。
品質が良い
これは担当者の方から聞いたのですが、キッチンや洗面台などの設備がマンションと同クラスの設備を使用しているので品質が良いとの事。
注文住宅よりは安いが、一般的な建売より高め
値段は建売のわりに高い価格設定が多いようです。
デベロッパーとハウスメーカー建売住宅の違いまとめ
・ハウスメーカーの建売のメリットは安い事
・デベロッパーの建売のメリットは将来性と安心感
今回の話はタカラレーベンだけでなく、不動産を手掛けるデベロッパーだと大抵同じような傾向があるようです。
マイホームを検討している人は、安い建売だけではなくて、デベロッパーの建売も見ておくと、違いがわかって面白いかもしれません。
住宅にお金はかけたくないのでとにかく安くてとりあえず住めればいい、という節約志向の人は一般的なハウスメーカーの建売住宅。
将来住宅を手放す可能性があり、その時に売りやすい、価値が下がりにくい住宅がいい、という投資志向の人はデベロッパーの建売住宅が良いのではないでしょうか。