ポケットサラリー

株で損した300万円を取り戻すためサラリーマンが副業、節約、投資などお金を増やす方法を実践していきます。

東京電力の電気料金は全国で二番目に高い!関東の人は今すぐ電力会社を乗り換えよう!

あなたが当たり前のように契約している東京電力。

その東京電力の電気料金がどのくらい高いのか知っていますか?

今では沢山ある電力会社ですが、2016年4月の電力自由化の前は一般電気事業者と呼ばれる10社のみが電気を販売する事が出来ました。

その10社の中で東京電力の電気料金は二番目に高いんです。

ちなみに一番高いのは北海道電力です。

電気代が高いから節電しようとしている人は多いと思いますが、東京電力の電気料金自体が高いという事まで知っている人は少ないのではないでしょうか?

電力自由化された今では東京電力より安い電力会社が沢山あります。

なんとなく東京電力の契約を続けている方は、さっさと安い電力会社に乗り換えましょう。

4人家族なら年間1万円以上安くなりますよ。

東京電力の電気料金が高い理由

なぜ東京電力は全国の電力会社の中で2番目に高いのでしょうか?

その理由を考えてみました。

人件費(平均年収)が高い

一般電気事業者10社の平均年収を調べてみたところ、東京電力の平均年収が1番高い事がわかりました。

東日本大震災の後、福島原発の賠償金などで給料を2割カットした東京電力。

それでも2012年の平均年収は619万円と十分な給与水準でしたが、そこからたった4年ですっかり元通り、平均年収822万円も支払われています。

国が税金で助けたのは間違いだったのではないでしょうか、せめて東京電力への貸付とかにすれば良かったのに・・・

一般電気事業者10社の平均年収(2016年)

東京電力 822万円
中国電力 777万円
中部電力 765万円
九州電力 757万円
沖縄電力 750万円
四国電力 743万円
東北電力 737万円
北海道電力 706万円
北陸 696万円
関西 681万円

原発の事故処理費用や維持費が電気料金に含まれている

東京電力は東日本大震災で事故を起こした福島第一原発の他にも、福島第ニ原発、柏崎刈羽原発も所有しています。

それらの原発も福島第二原発は廃炉が決まり、柏崎刈羽原発は停止したままです。
福島第二原発 廃炉へ 東電、柏崎刈羽頼みも再稼働時期は見通せず

もちろん原発は停止していても維持費がかかっており、それは東京電力の契約者が払わされているというわけです。

契約者が沢山いるため、価格競争をしない

電力自由化するまでは電気事業というのは独占事業で、関東の一般家庭は東京電力しか選べませんでした。

そのため原発の費用が電気料金に上乗せされても指をくわえて見てるしかなかったわけです。

2016年4月に電力自由化が実施されて電力会社が自由に選べるようになりましたが、まだ電力会社を乗り換えた人は10%程度です。
新電力への累計スイッチング率(低圧)が10%を超えました (METI/経済産業省)


以上、東京電力の電気料金が高い理由でした。

今では電力自由化され、電気料金が安い電力会社や、自然エネルギーを使っている電力会社も選ぶことも出来ます。

ここからは東京電力よりも電気料金が安くなる電力会社をご紹介します。

電力会社をピックアップ

今では電力会社は500社以上あるので全部比べていたら気が遠くなります。

そこで、今回は関東で使える電力会社12社をピックアップして東京電力と比較してみました。

その結果から世帯別におすすめの電力会社をご紹介します。

・今回ピックアップした電力会社12社

企業規模やCMで知名度の高い、ENEOSでんき、東京ガス、ニチガスでんき、エネワンでんき、AUでんき、ソフトバンクでんき

知名度は低いが価格が安い、エルピオでんき、HTBエナジー、ピタでん、あしたでんき、Loopでんき、楽天でんき

電力会社プラン比較

会社名 基本料金 120kWhまで 120kWhから300kWh 300kWh以上 備考
東京電力 10Aにつき280.8円 19.52 25.98 30.02
東京ガス 10Aにつき280.8円 19.49 24.89 26.99 ガスと一緒で毎月270円引き
myTOKYOGASで1000円ごとに15ポイント貯まる
ENEOSでんき 10Aにつき280.8円 19.52 24.09 25.75 にねん割で0.2~0.3円/1kWh引き
Tポイントが200円ごとに1ポイント貯まる
ENEOSカードで料金を払うとガソリンが1円/割引
ニチガスでんき 10Aにつき280.8円 200kWhまで
4600円
200~350kWh
23.50円
350kWh以上
25.50円
ガスと一緒で毎月300円引き
エネワンでんき 10Aにつき270円 19.52 26 26.42 LPガスやウォーターサーバとセットで150~250円引き
AUでんき 10Aにつき280.8円 19.51 25.99 30.01 利用料金によって1~5%の
au WALLET ポイントがつく
ソフトバンクでんき 10Aにつき280.8円 19.33 25.74 29.72
エルピオでんき 10Aにつき約264円 18.5 22.62 25.31 40A以上のみ
HTBエナジー 10Aにつき266.76円 18.46 24.62 28.44
ピタでん 無し 25.25 25.25 25.25 1年以内の解約は2000円
あしたでんき 無し 25.5 25.5 25.5
Looopでんき 無し 26 26 26
楽天でんき 無し 26 26 26 楽天ポイントが200円ごとに1ポイント貯まる

電力会社各社の電気料金プラン一覧です。

関東の人には東京電力の「基本料金+従量料金」というのがおなじみだと思いますが、基本料金無しという電力会社もあります。

これだけだといまいち安さがわかりずらいので世帯別に使用電力量から毎月の電気料金を計算してみます。

世帯人数ごとの月額電気料金比較

世帯人数 単身世帯 2人世帯 3~4人世帯 5人世帯
電気使用量 119kWh/30A 343kWh/30A 403kWh/40A 439kWh/50A
東京電力 3165円 9152円 11234円 12596円
東京ガス 3162円 8822円 10722円 11975円
ENEOSでんき 3165円 8628円 10454円 11662円
ニチガスでんき 5442円 8803円 10600円 11799円
エネワンでんき 3133円 8968円 10824円 12045円
AUでんき 3164円 9152円 11234円 12595円
ソフトバンクでんき 3143円 9073円 11137円 12488円
エルピオでんき - - 9955円 11130円
HTBエナジー 2997円 8670円 10643円 11934円
ピタでん 3005円 8661円 10176円 11085円
あしたでんき 3035円 8747円 10277円 11195円
Looopでんき 3094円 8918円 10478円 11414円
楽天でんき 3094円 8918円 10478円 11414円

※ポイントやセット割引などは考慮していません。

世帯別一番安い電力会社

単身世帯でニチガスを選んだ時以外は、どの電力会社を選んでも電気料金は東京電力より安くなりますね。

各世帯で一番安い電力会社と東京電力との差額は以下のようになります。

単身世帯 HTBエナジー 月額168円お得
2人世帯 ENEOSでんき 月額524円お得
3〜4人世帯 エルピオでんき 月額1280円お得
5人世帯 ピタでん 月額1511円お得

電力使用量が多いほどお得になる金額が大きくなりますね。

4人世帯でも、月額1280円、1年間で1万5360円も安くなります。

電力会社の乗り換えは簡単

電力会社の乗り換えはとても簡単です。

乗り換えたい電力会社を選んで、選んだ電力会社のホームページから必要な情報を入力して申請するだけです。

乗り換えに必要な情報は「名前」「お客様番号」「供給地点番号」「契約種別」の4つです。

これらは毎月届く「電気ご使用量のお知らせ」という紙に全て書いてあります。

工事は不要で、手数料もかかりません。

東京電力の電気料金は全国で二番目に高いまとめ

・紹介した12社はニチガス以外はどこを選んでも東京電力より安い

・4人世帯で年間1万5360円お得

電力会社の乗り換えをするまで、僕は東京電力の電気料金は全国でも二番目に高いということを知りませんでした。

電力自由化が実施されて本当に良かったと思います。

節電している人は多いと思いますが、そもそもの電力会社を乗り換える事で、何の苦労も無く1万5千円も節約出来ますよ。

他にも僕が実施している節約術についてこちらにまとめてあるので興味のある方はご覧ください。

www.pocketsalary.com

プライバシーポリシー お問い合わせ