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年収300万円からの出発、20代で1回目の転職失敗談とブラック企業への復讐劇【転職体験談1】

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僕はこれまで2回の転職を経験しています。

1回目はまだ社会人になって2年半の20代前半の時、この転職はよく考えると失敗でした。

2回目は30代前半の時、今の会社に転職した時ですね。この転職は今のところ大成功だったと思っています。

今回は20代の頃の1回目の転職活動の体験談を紹介します。

ついでに最初の就職先のブラック企業への復讐も掲載しておきます。

僕の転職体験談は転職サイトにあるような、「キャリアチェンジに成功!」とか「自分が輝けるステージを見つけました」みたいなカッコイイ体験談ではありませんのであしからず。

※この記事は2018年4月の記事をリライトしたものです。

大学時代の就職活動と初めての会社

お恥ずかしい話ですが、僕は偏差値49の三流大学の学部卒で、授業もサボり気味で4年生の前半まで授業を受けていました。

そのため、就職活動もさぼり気味、どこでもいいから適当な会社に受かればいいやと思っていました。

ですが、いざ就職活動を始めてみると適当な会社どころか全然受かりません。

十社程度落ちた後に焦って研究室の先生に相談し、大学にコネのある地元の企業に受かりました。

そうして僕が初めて入社した会社は地元の従業員数30人程度の小さな会社、しかも厚生年金にさえ入っていません。(違法です)

社長は「厚生年金なんか入るくらいだったら自社商品の開発費に回すよ!」と言うブラック社長でした・・・

2007年、20代で1回目の転職活動体験談

転職の動機・理由

1回目の転職で僕が転職しようと思った理由は「年収が低い」「会社への不満」の二つです。

就職をして1週間程度研修を受けた後、僕は東京の半導体の大企業に派遣されました。

(今思うと一週間の研修って短すぎですね。今の会社(一部上場企業)の新入社員は半年くらい研修を受けてますからね。)

派遣元はブラック企業でも派遣先は大企業なので周りの人達は上司を含め良い人ばかりでした。

しかし、ボーナスの時期になると憂鬱です。

当時、小泉政権になり、景気は回復、周りは「ボーナス3ケタ出た」と景気のいい話をしているのに僕の最初のボーナスは5万円、2回目に至ってはボーナス無し。

このため、年収は300万円、派遣元と派遣先の格差に嫌気が指しました。

派遣先からはお金が支払われているはずなのに、なぜボーナス無しなのか、厚生年金には入らないのか?と問い合わせると、「決まっていない、文句があるなら辞めていい」と言われました。

こんなブラック企業辞めてやる、と転職を決心しました。

初めての転職エージェント面談と第二新卒という言葉

とはいえ、人生初めての転職活動、不安でいっぱいです。

そんな中、色々転職について調べていると「第二新卒の求人」の文字

第二新卒ってなんだ?とググってみると

第二新卒(だいにしんそつ)とは、学校等を卒業して一旦就職したが、短期間(主に1年未満〜3年)のうちに転職を志す者のこと。

引用:「第二新卒」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版

 しかも「第二新卒は転職しやすい!」という文字が。

僕はそんな都合のいい言葉に乗せられてサクッとマイナビエージェントの登録を済ませます。

マイナビエージェントを選んだ理由は評判が良かったからです。

マイナビエージェントに登録したら数日して担当者から電話がかかってきました。

マイナビエージェントは電話面談と対面面談を選べます。

地方に住んでいる、忙しくて中々面談の時間が取れない人の場合は電話面談で大丈夫です。

僕は東京に住んでいて、土日は休みだったので転職活動は初めてだった事もあり、対面面談にしました。

いざマイナビエージェント本社に出向いたら、受付の人に応接室に通され、「こちらでお待ち下さい」と言われました。

数分後担当者が現れました。

持ってきた履歴書を見せると、「まずオカシンさん、後から人が入ってきたら立ち上がって挨拶をした方がいいですよ。」と言われました。

あまりに常識的な事で恥ずかしいですが、こんな風に対面面談だと面接の時に注意する事や、自分の態度で悪いところを指摘してもらえるのでオススメです。

その後、履歴書を見ながら、アドバイスをされました。

その時されたアドバイス

・この職務経歴で2年ちょっとだと、ほとんど転職の役に立たないので、新卒の気持ちでやる気をアピールしていきましょう。

・資格とか技術も無いので一旦派遣会社で技術を磨いてからもう一度転職を考えるのも良いでしょう。

との事でした。

僕の期待は砕け散りました。

この面談を受けるまでは、「第二新卒だからいきなり大企業に入れちゃうのかな」とちょっと期待していたのですが、

第二新卒だからって転職しやすいわけではない

・むしろ2年ちょっとじゃ経歴は役に立たない

という現実を真に当たりにしました。

履歴書作成と1社目の転職面接

とは言ってもやってみなければわからないので、履歴書を作り直して、試しに10社くらい大手企業に応募してみましたが、見事に全滅。

2年半しか勤めていないので、履歴書もアピール出来る事がほとんど無いんですね。

エージェントが言うように心構えとか、やる気とか、そんなんで大企業に受かるわけがありません。

マイナビエージェントは履歴書を登録すると、おすすめの企業を提示してくれます。

ですが、この時提示された企業は資本金1千万の小企業の正社員か、大手の派遣企業ばかりでした。

迷いましたが、試しに書類選考が通った会社に一件面接に行ってみることにしました。

10年以上前なので、よく覚えていませんが、都内の小さな町工場でした。

この会社は筆記試験も無くいきなり面接。

面接したら、「油まみれになる事もあるけどいい?」とか「結構体動かすこともあるよ」と言われ「むしろお前なんで来たの?」的な感じでした。

当然不合格で終わり、これはやはり自分で探すべきだ。と決心しました。

2社目の面接で見事合格

マイナビ転職や他の求人サイトで求人案件を探していたところ、その頃やっていた職種と同じ内容の中小企業を発見。

従業員数百人程度でしかも地元!

マイナビエージェントにその企業の求人があるか尋ねたところ、あるというので早速応募してもらいました。

っていうか、あるならさっさと紹介してよマイナビエージェントさん!

書類選考が通り、ドキドキしながら面接へ。

試しに受けてみるかと受けた1社目と違い、受かりたい気持ちの今回では緊張感が違います。

面接までに準備してほしいものとして、前職の仕事内容を説明できる資料を用意して下さいとの指示がありました。

パワーポイントで5枚くらいの資料を用意して、いざ面接へ。(正直、僕は資料作りとか得意じゃないので、内容は無いようなものでした。)

まず、筆記試験、中学生レベルくらいの国語と算数のテストと、性格診断がありました。

次に面接、やはり同業者との会話は楽ですね。よほどの圧迫面接じゃない限り、聞かれて答えられないような事はありません。

前職での仕事内容の説明も、だいたいわかってくれている内容なので、仕事の話で面接官との会話もはずみました。

年収についても450万程度貰えるとの事だったので、ぜひ入社させて下さいと言って面接は終了しました。

その後、内定通知をいただき、採用が決定しました。

転職活動の結果と期間

結局、大手企業10社程度書類選考落ち、小企業1社面接落ち、中企業1社合格という結果でした。

転職での応募社数平均は8.4社という事なので多い方ですね。

転職活動の期間は2007年4月から開始して、内定が決まったのが6月末くらいだったので3ヶ月くらいです。

平均的な転職活動期間は「3~6カ月」といわれるので、早い方ですかね。

年収は、300万円から450万円にアップでこの時に限って言えば成功ですね。

20代1回目転職成功時の所有資格

よく、転職するには資格があった方が有利だとかいいますが、僕は資格を全く持っていません。

唯一持っているのは普通自動車免許くらいです。

退職届を出した後のブラック企業への復讐劇

内定が決まったので派遣元に退職する事を伝えたところ、派遣元からは引き留めはありませんでした。

まぁ嫌なら辞めてもいい、なんて言っちゃう会社ですからね。

派遣先の上司には引き留められました。

なぜ転職するのか、と聞かれたので、派遣元への不満を全て洗いざらい伝えてやりました。

厚生年金に入っていない事(何度も言いますが違法です)

派遣先から残業代が出ていないので残業を控えろと言われたこと(派遣先から残業代は払われていました)

「辞めたいなら辞めていい」と言われた事

など、大抵の事はメールに残っていたのですべて派遣先の上司に転送してやりました。

そして、派遣先の上司から他のまともな派遣会社に移籍させるから残ってくれないかと言われましたが、「正社員としては引き抜いてくれないのか」と思いながらお断りしました。

その後、5人くらい派遣されていた社員はすべて他のまともな派遣会社へ移籍したそうです。

そして当時から11年たった今、派遣元のブラック企業のホームページは出てきません。

※一応ブラック企業に入るときも守秘義務の契約をしていますので、くれぐれも良い子はマネをしないようにお願いします。

転職失敗の理由

同業種で地元、年収も300万円から450万円へアップし、成功と思われた1回目の転職ですが、僕は2回転職する事になります。

簡単に言えば同業種への転職が失敗で、それが2回目の転職の理由になるわけですが、詳しい話は次回へ続きます。

おすすめの転職サイト

僕は当時、リクナビNEXTマイナビ転職、DODAに登録していました。

転職サイトは求人内容が若干違う事と、使い勝手が違うくらいなのでどこでもいいと思います。

次の転職エージェントの方が大事ですね。

おすすめの転職エージェント

転職サイトは求人が載っていて勝手に自分で応募するのですが、転職エージェントは自分に担当者(エージェント)がついてくれて、履歴書や経歴書からおすすめの求人案件を紹介してくれます。

なので、こちらの転職エージェントをどこを使うかが大事です。

僕はリクルートエージェントとマイナビエージェントを利用していましたが、マイナビエージェントの方が対応が良かったですね。

20代で1回目の転職活動をしてわかった事まとめ

・転職エージェントは出来れば直接面談した方が自分の態度や面接時の注意点などアドバイスを貰える

第二新卒でも別に転職に有利なわけではない

・三流大学学部卒・資格無しでも転職出来る

正直、一流大学を出て、新卒で一部上場の大企業に就職するのが理想だと思います。

でも、三流大学を出ていても、なんとか就職し、社会人として数年働いていれば、あまり学歴は問われなくなる気がします。

転職は学歴社会の日本の中で唯一逆転出来る方法なのかもしれません。

 今の会社に不満のある方、転職エージェントを利用して転職しましょう!
登録は完全無料なので、登録してみるだけでも色々な転職の情報を知る事が出来て面白いですよ。
マイナビエージェント

転職体験談の続きはこちら
okashin111.hatenablog.com

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