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洗脳されているかも?ブラック企業を実体験してみてわかる辞められない理由5選

世の中にはブラック企業に勤めていても辞められない人が沢山います。

ブラック企業は、長時間労働、賃金未払い、パワハラ等勤めていても何のメリットもありません。

ではなぜブラック企業に勤めている人は中々辞められないのかでしょうか?

今回は僕の体験談や友人の体験談も交えてブラック企業を辞められない理由をご紹介します。

ブラック企業とは

まずはブラック企業はどんなものか確認しておきましょう。

厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。
引用:
「ブラック企業」ってどんな会社なの?|Q&A|確かめよう労働条件:労働条件に関する総合情報サイト|厚生労働省

ニュース等で過労問題や残業代未払いでたびたび報道されていますが、勤めた事が無いといまいちわからないと思います。

実際、今僕が勤めている大企業に新卒から入って来る人は、今の会社に不満を持って辞めていく人もいますので。

ブラック企業に転職しない事を祈ります・・・

僕のブラック企業体験談

僕は大学時代遊び惚けていたせいで最初に就職した会社は地元のワンマン社長の小さな派遣会社でした。

その会社がまさにブラック企業で、ボーナスも無く、厚生年金にも入っていません。

社長に「いつ厚生年金に加入してくれるんですか?」と尋ねると、

「厚生年金に入るくらいだったら開発資金に回すよ」と堂々と発言するイタイ社長でした。

僕が不幸中の幸いだったのは、そんなブラック会社でも大企業に派遣されていたせいで、大企業とブラック会社の比較が出来た事です。

自分の会社はまともじゃない、という事に気づけたわけです。

僕がブラック企業を辞められなかった理由

僕が2年半務めている中で、なぜブラック会社を辞められなかったかを考えてみました。

最低3年は勤めろという意見を気にしていました。

何の根拠があるのかさっぱりわかりませんが、僕はよく耳にするこの意見を気にしていました。

派遣先の企業の人たちは良い人ばかりだったから。

これは結構気にしてました。

派遣元に恨みはあっても、派遣先に恨みはないですからね。

周りの人達が良い人だと辞めづらいです。

景気が悪く、転職は難しいと思っていた。

僕が最初に就職した時は景気のいい話は聞きませんでした。

とりあえず職があるだけマシと思っていました。

僕の友人がブラック企業を辞めない理由

僕の友人で長時間労働で残業代も一定額しか出ない、休日出勤当たり前のいわゆるブラック企業に勤めている人がいます。

その会社は一応上場企業で社員も千人くらいいる会社です。

そのくらいの規模になると派遣ではなく内部で働いているわけですが、自分を含め他の社員千人が同じ境遇であれば、その環境が異常だと気づかないものです。

ブラック企業の内部で働く人はそれが普通だと思って、そこに居続けるのでしょう。

友人に「転職しないの?」としょっちゅう聞くのですが、以下のような理由で転職しません。

・課長になって責任がある

課長と言っても部下がいない名ばかり課長なのですが・・・

・転職活動している暇がない

この理由はよくある理由なんですけど、正直言って言い訳ですね。

本当に転職したければ今の時代転職エージェントもありますから。

2018年10月07日追記 友人は最近仕事が少し楽になって残業無しで帰れる日も増えてきたそうです。転職する気は無いみたいですけど。

ブラック企業を辞められない7つの理由

僕と友人の話だけでは、なんとも言えませんので、他にはどんな理由があるのか調べてみました。

1.「最低3年働け」新入社員だから辞められない

世の中では最低3年は勤めなさいというのが一般的です。僕もこれは気にしていました。

そうすると、入って一か月くらいでブラック企業だとわかっても、3年は辞められません。

あなたの会社の経営者や上司に、仕事の相談をしたときに、「とりあえず3年耐えろ」と言われたらあなたの会社はブラック企業かもしれません。

「3年耐えろ」はブラック企業経営者の言い分 ネットの大勢は「さっさと辞めた方がいい」 | キャリコネニュース

この記事のように、ブラック企業の経営者が社員を洗脳するためによく使うフレーズです。

あるいは親や同僚や上司など、働いているとどこかで耳にしたことはあるのではないでしょうか。

これを言う人って根性論者が多いです、「石の上にも3年」ということわざがありますが、そこから来ているんですかね。

ですが「最低3年」に根拠は全くありません。なぜなら世の中には第二新卒という言葉があります。

「第二新卒 転職」でググると、「第二新卒の転職は余裕」とか「第二新卒って一体何? 実は転職しやすい時期だった!?」っていう情報が出てきます。

第二新卒って入社して3年以内の社会人の事です、さきほどの「最低3年」と矛盾してますよね。

僕は2年半くらいで転職して成功しています。

ブラック企業は1日でもいるだけ無駄です、3年間を棒に振る前に転職しましょう。

2.転職活動する時間が無い

友人もそうでしたが3年も経つと仕事も増え、長時間労働になり転職活動する時間も無くなってきます。

たいていのブラック企業はサービス残業当たり前、月の残業時間が100時間越え、土日出勤当たり前、有休も使えず溜まっていく一方です。

そのせいで転職活動をする時間が無いと思っている人が多くいます。

たしかに、転職活動は平均で3ヶ月から6ヶ月くらいかかると言われます。

しかし、勉強みたいに3ヶ月間丸々頑張るわけではありません。

転職エージェントに登録すればエージェントが、自分の代わりに動いてくれます。

エージェントとの面接が難しければ電話面接でも大丈夫ですし、履歴書を一枚書いておけば、エージェントが希望する会社に送っておいてくれます。

面接が決まるまでにあなたがする事は、エージェントとの電話面接、履歴書と経歴書を書く、ネットで希望する会社を選んでエージェントに伝える、の3点くらいです。

すべて仕事の合間でも出来ますよね?

その後は書類審査に通過した企業と、都合のいい日に面接を受けるだけです。

どうしても都合が悪ければ土日に面接してくれる親切なところもあります。

3.今の会社が普通だと思いこむ

長時間労働に慣れてしまうと今の状況がおかしいという気持ちが無くなります。

他の会社の人と交流があれば良いのですが、社内の人間だけでいると、その会社が普通だと思ってしまいます。

・残業が月100時間以上、休日出勤は当たり前

・残業代、ボーナスはないのが普通

・2~3か月、まともに家に帰ってない人がいるのは普通

・終電近くまでいても、夜ご飯を食べる時間もないのは普通

・上司や同僚がやたらと「みんな同じ」「みんなやっている」など、「みんな」という言葉を使う

世の中にはこんな会社があるようです、ザ・ブラック企業ですね。

ブラック企業は社員を「都合よく使いやすい人間」に洗脳するために、その会社の環境が普通だと洗脳します。

友人も長時間残業や休日出勤は普通だと思っています。

気づいて下さい、こんな会社は「異常」です。

これを普通だと思われせるのがブラック企業の洗脳の手口です。

もし、少しでもオカシイと感じたら、友人でも、親族でもいいので相談してください。

同じ会社の人は同じく普通だと思っている可能性があるので、やめときましょう。

もしブラック企業で働いている人がいたら、「それはブラック企業だ」と教えてあげてください。 

4.仕事を辞めたら他の人が困るという責任感がある

僕の場合のように周りの人が良い人だと辞める事によって迷惑をかけるんじゃないかと思い辞めずらいです。

さらに友人の会社のように給料は増えないのに役職だけつけて、責任感を持たせる会社もあります。

ブラック企業は「君がいなくなったら困る」「今は人で不足だから頑張ってくれ」などとあなたに責任感を押し付けてきます。

さらにある程度勤めていると、すぐに課長や係長といった役職を付けてさらに責任感を持たせます。たいてい部下のいない名ばかり管理職です。

そうして、自分がいなくなったら周りの人が困る、自分がいなくなったら仕事が回らない、と思い込む人が増えていきます。

勘違いしないでください、あなたの代わりは沢山います。

役職があるから責任があるわけではありません、役職を与えて辞めづらくしているだけです。

騙されている事に気づきましょう。 

5.転職に成功する自信がない

僕もそうでしたが不景気の時は、転職案件が少ないので余計に成功するわけないと思い込んでしまいます。

あるいは自分に自信が無い人は自分が転職しても成功するわけがないと思い込みます。

さらにブラック企業では「もう辞めたい」と弱音を吐くと、上司や先輩から「辞めてどうすんだ? おまえなんてどこでも雇ってもらえないよ」など、自信を無くさせるような事を言ったりします。

中には「入社後3年以内に辞めたら違約金が発生します」などと、契約書を書かせるところもあるようですが、すべて違法ですので安心して転職して下さい。

さらに、転職する意思を伝えると、様々な引き留め工作をしてきます。

ブラック企業でよくある退職引き止めの5パターン | 転職ガイド | 転職・就職に役立つ情報サイト キャリコネ

リクナビネクストの調査で転職に成功したと思う人の割合を調べたところ下記のような割合になったそうです。

・年収が増えた人の成功率 86%
・年収が変わらない人の成功率 77%
・年収が減った人の成功率 66%

年収が増えたけど失敗というのは贅沢な悩みだと思いますが、驚くべきは年収が減ったけど成功だと感じている人が66%もいる事です。

この事から、年収が上がる確率は4割以上あり、たとえ下がったとしても、6割の人が満足しているという事です。

すでにブラック企業なら、もっと悪くなることはありません。

大きな会社になればなるほど、労働条件もしっかりしていて、残業代、ボーナスもちゃんと出ます。

今ブラック企業で働いている人はすぐにでも転職活動をするべきです。

転職のコツはこちらに書いてありますのでご覧ください。

www.pocketsalary.com

番外編 黒い部分にいる人

ネットで調べていたら辞めない理由にこんなのがありました。

この発想はありませんでした、要するに会社の幹部って事ですね。

下の社員から搾り取っているので喜んで居座ります。

ブラック企業を辞められない5つの理由まとめ

1.「最低3年働け」新入社員だから辞められない
2.転職活動する時間が無い
3.今の会社が普通だと思いこむ
4.仕事を辞めたら他の人が困るという責任感がある
5.転職に成功する自信がない

以上の理由を見てみると、ブラック企業の悪循環が見えてきますね。

入ったばかりだから辞められない→忙しすぎて辞められない→それが普通だと思い込む→自分が辞めたら他の人が困ると思い込む→転職する自信を無くす→年齢を重ねて管理職になるとしがみつくしかなくなるため、新入社員を辞めさせないように頑張る

このようにしてブラック企業を辞めたいけど辞められない人が増えていくわけです。

この記事を読んで、少しでも思い当たるところがあればぜひ転職活動をして下さい。

ブラック企業は犯罪です、あなたを騙して、洗脳して安い給料でこき使っているのです。

ブラック企業で働くメリットは全くありません。

勤めながら転職活動をするのがベストですが、転職活動も出来ないほどの長時間労働であれば辞めた方が賢明です。

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