ポケットサラリー

株で損した300万円を取り戻すためサラリーマンが副業、節約、投資などお金を増やす方法を実践していきます。

電力会社をキャッシュバック目当てで選ぶと損をする?3社試した体験談

2016年4月の電力自由化の後、様々な電力会社でキャッシュバックや割引などの切り替えキャンペーンを行っています。

僕はそのキャンペーンに目当てで、3回電力会社を切り替えました。

その結果、キャッシュバック目的で電力会社を乗り換えた場合、損になる事もあるという事を知りました。

今回は僕が実際に切り替えて使ってみた電力会社の使用感や、頻繁に電力会社を切り替えるメリットデメリットをご紹介します。

電力会社の乗り換えは簡単に出来る

電力会社の乗り換えはとても簡単です。

乗り換えたい電力会社を選んで、選んだ電力会社のホームページから必要な情報を入力して申請するだけです。

工事は不要で、手数料もかかりません。

今のところ短期で解約しても違約金を取られない電力会社が多いので、キャッシュバック 目的で頻繁に乗り換える事が出来ます。

乗り換えに必要な情報

「名前」「お客様番号」「供給地点番号」「契約種別」の4つです。

これらは毎月届く「電気ご使用量のお知らせ」という紙に全て書いてあります。

1社目 東京ガス

東京ガスに乗り換えた理由

電力自由化になってすぐだったので、知らない会社に乗り換えるのは不安だった事と、元々ガスは東京ガスを使っていたのでセット割で安くなるという事で選びました。

東京ガスのキャンペーン内容

2016年当時はずっともW キャンペーンというのをやっていて、乗り換えたらパッチョポイントを1000ポイントプレゼント&抽選で「すかいらーく優待券」が当たるというものでした。

すかいらーく優待券は外れましたがパッチョポイントは1000円分のTポイントに交換しました。

2019年現在は乗り換えから2ヶ月間15%オフのキャンペーンを実施しています。

東京ガスのでんきの体験談

・セット割とパッチョポイント

2016年当時は、ガスとでんきのセット割で毎月270円割引される事とパッチョポイントが付く事がメリットでした。

しかし今ではガスも自由化されて他社でもセット割が実施されていますし、ポイントがつく会社も増えています。

パッチョポイントとは?
myTOKYOGAS会員さま向けのポイントサービス。
東京ガスの各種サービスのご利用や、キャンペーンへの参加により、「パッチョポイント」がたまり、たまったポイントを使って、オリジナルグッズや提携ポイントへの交換、東京ガス施設見学会や素敵な商品への抽選企画に応募いただけます。

・定期的に届くメールマガジンのアンケートに答えると卓上カレンダーやキーホルダーなどが当たる

カレンダーが一度だけ当たりました。

・myTOKYOGASが見やすい

ネット明細である会員ページ「myTOKYOGAS」がグラフ化されていて、見やすいです。

電気料金の使用量の推移や、去年の電気料金との比較など、よく作りこまれています。

・クレジットカード明細が合算されて困った

電気とガスを東京ガスにしたら合算した金額がクレジットカードから引かれるようになります。

そのため、過去の電気料金を調べようと思った時に、クレジットカード明細からそれぞれの金額がわからなくなります。

そこで東京ガスのマイページを見るわけですが、東京ガスのサイトは2年分しか料金明細を見る事が出来ません。

なので、2年以上前の電気代を調べようと思った時はPDFなどで保存しておかないとわからないのが不便だと感じました。

2社目 @niftyでんき

@niftyでんきに乗り換えた理由

東京ガスに乗り換えてから1年経った頃、価格.comとniftyでんきの提携キャンペーンに惹かれて乗り換えました。

@niftyでんきのキャンペーン内容

2017年当時、niftyでんきは東京電力と全く同じ料金体系だったのですが、価格.comのキャンペーンで一年間毎月1000円割引というのをやっていました。

一年間は確実にお得なので乗り換えました。

2019年現在、キャンペーンは辞めてしまって何もキャンペーンをしていません。

僕みたいに一年で乗り換えてしまう人が続出したようです。

東京電力より安い料金体系になったようですが、他の電力会社の方が安いので微妙ですね。

@niftyでんきの体験談

・価格.comのキャンペーンの毎月1000円割引は、クレジットカードの引き落とし時に引かれる

niftyでんきのネット明細で確認すると東京電力と同じ金額なので、あまり安くなっている気がしません。

今はもうやっていないので関係ないですね。

・他の電力会社に切り替える時わかりにくい

ENEOSでんきに切り替える時、切替元の電力会社に出てこなかったのでENEOSでんきに電話して聞いてしまいました。

niftyでんきの運営会社は「イーレックス・スパーク・マーケティング」という会社で、切替元にその会社を選ばないといけませんでした。

3社目 ENEOSでんき

ENEOSでんきに乗り換えた理由

今回も価格.comのキャンペーンでENEOSでんきに切り替えると5000円キャッシュバックという事で乗り換えました。

ENEOSでんきのキャンペーン内容

1.ENEOSでんきの公式サイトから申し込むと基本料金を3ヶ月間無料

2.価格.comから申し込んだ場合は5000円キャッシュバック

契約アンペアが30A〜50Aの人は価格.comから、それ以外の人は公式サイトから申し込んだ方がお得です。

ENEOSでんきの体験談

・エネオス都市ガス開始

2019年2月からに都市ガスのサービスも始めるというメールが届きました。

切り替えると毎月のガス代から5ヶ月間1000円割引との事なので、すぐに申し込みました。

・マイページのログインに困った

ご利用開始のお知らせに、ログインIDと仮パスワードが書いてあったのですが、捨ててしまったのでマイページにログイン出来なくて困りました。

登録時のメールアドレスとパスワードでログイン出来るようにして欲しいです・・・

我が家の電気料金の推移

2015年1月に今のマンションに引っ越して来てから、一年程度で電力会社を乗り換えています。

電力会社の契約期間
2015年1月~2016年3月 東京電力
2016年4月~2017年8月 東京ガス
2017年9月~2018年9月 @niftyでんき

比較のため、それぞれの電力会社の使用期間の中で1年分の電気料金を抜粋しました。

年間電気料金

電力会社 集計期間 年間電気料金
東京電力 2015年3月~2016年2月 85,383円
東京ガス 2016年6月~2017年5月 78,483
@niftyでんき 2017年9月~2018年8月 81,818円

東京電力よりは確実に安くなっている事が分かります。

ただ、毎月1000円割引のはずのniftyでんきがあまり安くなっていません。

料金自体が安い方が1000円割引よりメリットがあるようです。

あとは東京ガスのセット割の270円引きが結構効いているのかも。

頻繁に電力会社を乗り換えて感じた事

3回電力会社を切り替えてみて気づいた事を記載します。

まぁ総じてみると、デメリットが多く、メリットはキャッシュバック が貰える事くらいですね。

色々な会社のサービスを体感出来る

電力会社を頻繁に乗り換えると、嫌でもホームページからそれぞれの会社のサービスを目にする事になります。

ニフティでんきのホームページはシンプルだなぁとか、東京ガスのホームページは深キョンがいて可愛いなぁとか・・・

うーん、どうでもいいかも。

普通の節約が大事な事を痛感する

今回、電力会社の電気代を比較してみて、思ったより安くなりませんでした。

やはり年間の電気代で比較するとその年の気温によってエアコンの使用頻度が違うので、そちらの影響が大きい事が分かりました。

クレジットカード明細が合算されて困る

東京ガスのところで書きましたが、電気とガスを同じ会社にすると、合算した金額がクレジットカードから引かれるようになります。

そのため、過去の電気料金を調べようと思った時に、クレジットカード明細からわからなくなります。

色々な会社のアカウントが作られる

頻繁に電力会社を乗り換えるとネットで明細を確認するためにアカウントが沢山出来ます。

僕はすでに「東京ガスのアカウント」「@niftyでんきのアカウント」「ENEOSでんき」のアカウントを持っているので管理が大変です。

まぁ解約した電力会社のアカウントはどうでもいいのですが、パスワードを使いまわしたりすると、不正アクセスされる可能性出てきます。

という事で、電力会社に限らずパスワードの使いまわしは辞めましょう。

キャッシュバック目当てで電力会社を切り替えて損になるパターン

割引期間以降も使い続ける

ニフティでんきのように一定期間割引するキャンペーンの場合は期間が終わった場合、他の電力会社より高いので使い続けると損します。

割引した金額より他の会社の方が安い

今回の僕のように、ニフティでんきで毎月1000円引かれた料金より、東京ガスのセット割+料金プランの安さの方が安い場合もあります。

電気使用量が多い場合に起こりやすいですね。

キャッシュバック目当ての切り替えは単身世帯でお得

単身者の電気代って元々そんなに高く無いので、電力会社を乗り換えてもほとんど安くなりません。

そのため、キャッシュバックの金額が大きく効いてきます。

キャッシュバック目当てなら徹底的にやる

例えば今東京電力なら、東京ガスに乗り換えて2ヶ月間15%オフ、3ヶ月目にENEOSでんきに乗り換えてキャッシュバックを貰う、翌月あしたでんきに乗り換えてAmazonギフト券2000円分を貰う。

というように数ヶ月単位で乗り換えれば損せずに利用できます。

ただし、短期解約で違約金を取る電力会社も増えてきたのでそこだけは気をつけないといけません。

電力会社乗り換えまとめ

電力会社の傾向として電気使用量が多いほどお得になる料金体系になっている電力会社が多いです。

そのため一人暮らしの人など、電気代が少ない場合はキャッシュバック目当てで頻繁に乗り換えるとお得です。

しかし電気代が毎月1万円以上かかっているような家庭は、キャッシュバックよりも料金プランで一番安い電力会社を選択するのがベストです。

関東でおすすめの電力会社を探している人はこちらの記事もご覧ください。
www.pocketsalary.com

プライバシーポリシー お問い合わせ