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株で損した300万円を取り戻すためサラリーマンが副業、節約、投資などお金を増やす方法を実践していきます。

【サラリーマンなら】確定申告会場は超混雑するので自宅で作成しよう【たった14分】

年間の医療費が10万円を超えた場合、サラリーマンでも確定申告をする事によって、税金からお金が戻ってきます。

僕は独身の頃はレーシックをした時くらいしか超えなかったのですが、結婚して家族が出来たら結構10万円を超える年が出てきました。

インプラント治療や、レーシック手術など意外と医療費控除の対象になるものは多いので、ぜひ申請する事をおすすめします。

ただ、確定申告をする上で一番大変なのが確定申告書の作成なんですよね。

確定申告、半数が「難しい」- 理由は「申告書の記入」が1位に | マイナビニュース
マイナビニュースでも、「確定申告をする上で最もわずらわしい点」の1位は「申告書の作成」となっています。

作るのが始めてだと、確定申告会場で相談しながら作りたくなるものですが、日曜日は2時間待ちも当たり前、ディズニーランドか!って突っ込みたくなります。

でもサラリーマンの場合、年末調整も済んでいるので、自宅でも意外と簡単に確定申告書を作成する事が出来ます。

そこで今回は、サラリーマンの僕が医療費控除の確定申告書を作成すると、どのくらい時間がかかるのかを測ってみました。

事前に準備した書類

まず、事前に準備したものは以下です。

源泉徴収票の原本
マイナンバー通知書のコピー
免許証のコピー
医療費集計フォーム

僕はサラリーマンなので、年末調整をして源泉徴収票を会社で貰っています。

後は医療費集計フォームというのを事前に作っておきます。

医療費集計フォームとは?
医療費控除を受けるためには、確定申告書等作成コーナーの医療費控除の入力画面で、支払った医療費の内容の入力を行う必要があります。
しかし、医療費の領収書の件数が多い場合、入力に時間がかかることがあります。
このような場合、「医療費集計フォーム」を利用して事前に集計を行うと、医療費控除の入力がスムーズに行えます。

医療費控除の確定申告書を作る時間を測定する

共通トップ | 国税庁 確定申告書等作成コーナー
確定申告書はこちらの国税庁の確定申告書等作成コーナーから作成します。

医療費の集計にかかった時間は40分

www.pocketsalary.com
こちらの記事で書きましたが医療費集計フォームに64件の領収書のデータを入力するのに40分かかりました。

確定申告書だけにかかった時間はわずか8分

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8時37分から確定申告書作成開始。


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8時45分に作成終了。


確定申告書の作成自体はたった8分で終わってしまいました。

医療費集計フォームを事前に作っておいたおかげです。

医療費集計フォームを作るのは大変ですが、確定申告書の作成時間がかなり短縮されますね。

合計作業時間は48分

医療費の集計から確定申告書の作成までかかった時間は合計で48分という事になります。

僕は慣れているのでこの時間ですが、初めて作る人はもうちょっと時間がかかるかも。

まぁ作成途中でデータのセーブも出来るので、空いている時間にちまちま作れば終わります。

なにより1時間くらいの労力で数万円戻って来るわけですからやらないと損ですよね。

医療費控除の確定申告書の作成時間をもっと短くするには

2018年から医療費控除の確定申告に医療費通知(医療費のお知らせ)が使えるようになりました。

医療費通知とは
年末に健康保険組合から発行される「医療費のお知らせ」の事です。
医療費通知に記載されているのは、医療機関で診察などを受けた記録。
診療を受けた人、その年月、医療機関名、医療費の総額、加入者の支払額などです。

市販薬の購入や、病院への交通費などは記載されていないので、医療費集計フォームを使ったのですが、医療費のお知らせと、それ以外の領収書も併用出来るようです。

今回の僕の場合だと、医療費のお知らせ以外の領収書は64件中5件(主に市販薬の購入)しかなかったので、医療費のお知らせを使った方が良かったですね・・・

来年は医療費のお知らせを使って作成しようと思います。

「医療費のお知らせ」を使えば合計14分(2019年2月22日追記)

試しに「医療費のお知らせ」を使って確定申告書を作成してみました。

その結果、全部で14分で作成出来てしまいました。

医療費集計フォームを作る必要も無いので、とても楽ですね。

医療費控除の確定申告書作成の流れ

確定申告書を作成する簡単な流れも掲載しておきます。

1.事前確認

提出方法、パソコンの環境、今年の申告書か過去の申告書か、税金の種類(所得税・事業所得不動産所得・消費税・贈与税)を選択します。

今回の医療費控除の申請は所得税の申告書になります。

2.提出方法の選択等

給与以外に収入があるか、準備書類の確認、生年月日を入力します。

3.収入・所得金額の入力
ここでは主に、源泉徴収票に記載されている内容を書き写します。(給与支払金額や、16歳未満の子の数、会社名など)

子供がいる場合は16歳未満の扶養親族の情報(名前と生年月日)も記入します。

4.所得控除の入力
医療費控除金額の入力方法を選択します。

・領収書から手入力
領収書を見ながら、名前、病院名、区分、金額、補填される金額を一個一個入力していきます。今回は64枚領収書があるので気が遠くなりそう・・・

・医療費集計フォームを読み込む
事前に作成した医療集計フォームのファイルを選択して、読み込むだけです。

・医療費の合計額のみ入力(別途明細書が必要)
別途作成した明細書ってなんなんだろう、手書きとか?

・医療費通知(医療費のお知らせ)や領収書から入力

届く医療費のお知らせを利用する事が出来ます。

お知らせに書いていない分は、別に入力する事も出来ます。

5.税額控除等の入力

住宅ローン控除などもある人はこちらも入力します。今回は無し。

6.計算結果の確認

還付される金額が表示されます。

ここで表示されている金額は所得税から還付される(銀行に振り込まれる)金額です。

残りの金額は来年の住民税から控除されます(払う金額が少なくなる)

7.住所・氏名等の入力

住所、氏名、振込先銀行名、マイナンバー(全員分)などを入力します。

8.送信・印刷

作成した確定申告書をPDFで保存する事が出来ます。
PDFで印刷内容を確認して、問題なければそのまま印刷すればOK。

9.作成終了

以上で確定申告書の作成終了です。

ここで入力データを保存する事が出来ます。

入力データ保存しておくと、来年の確定申告書を作成する時に読み込めば、住所氏名などの入力を省略出来て、作成時間を短縮する事が出来ます。

最後に印刷した確定申告書にハンコを押して、源泉徴収票と、マイナンバー通知書のコピーと、免許証のコピーを貼るのも忘れずに。


こうして書くと結構な入力項目がありますが、慣れていれば8分で終わりました。

始めて作る方は国税庁のホームページに動画での説明もあるので参考にしてください。
動画で見る確定申告:平成30年分 確定申告特集

確定申告会場での作成は超混雑

確定申告の時期には税務署以外の場所に確定申告会場というのが設置されます。

そこでは確定申告書の作成と提出が出来ます。

この確定申告会場、確定申告の期間中に2回だけ日曜日も受け付けているのですが、日曜日は超混雑します。

僕も初めて確定申告書を作る時、不安だったので確定申告会場の作成コーナーで相談しながら作成しました。

しかし、作成コーナーはめちゃくちゃ混んでいて作り終わるのに2時間以上かかりました。

なるべくなら確定申告書は自宅で作る事をおすすめします。

ちなみに平日ならそんなに混んでない時もありました。

医療費控除の確定申告書を作る時間まとめ

・医療費集計フォームの作成から確定申告書の作成までで48分

・2018年からは医療費のお知らせを使えるのでさらに楽になった

今回は医療費控除の確定申告書を作成する時間を計ってみました。

医療費集計フォームに40分かかってしまいましたが、確定申告書の作成自体は慣れれば8分です。

医療費のお知らせを使えばもっと短い時間で作成できます。

少しずつですが年々確定申告書の作成は楽になっているような気がしますね。

サラリーマンの場合、年末調整してあるので、確定申告は楽な方なんです。

もしめんどくさくて確定申告をしないサラリーマンの方がいたら、確定申告をして少しでも税金を取り戻しましょう!

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