2年間で22万円以上かかる維持費が8万8140円まで安くなる!新型iphoneを月1814円で使う方法
携帯料金が、最近また話題になっていますね。
携帯料金「4割下げろ」キャリア困惑 | ASCII 新着ニュース | ダイヤモンド・オンライン
三大キャリア(docomo、AU、SoftBank)の携帯料金が安くならないので再び総務省が動き出したようです。
確かに格安スマホに比べると三大キャリアは高いままですし、格安スマホはあまり普及していない気がします。
普及しない問題点の一つとして考えられるのが、「iphoneを使いたいけど格安スマホだと新型のiphoneが使えない」というのがあるのではないでしょうか。
今回は色々な携帯料金を安くする方法と、それを組み合わせる事で新型iphoneを格安スマホで利用する方法をご提案したいと思います。
この方法を使えば、「新型のiPhoneを安く入手して、月額2000円程度で利用する」なんて事も可能です。
今回携帯料金が話題になっている背景
2015年にも携帯料金が高いと話題になり、総務省が指導した結果、商品券などのキャッシュバックが無くなりました。
しかし、キャッシュバックが無くなったにもかかわらず、三大キャリアは携帯料金を対して値下げしていません。
その結果、国民の消費支出に占める通信料の割合は年々増加し、2017年の年間通信料は10年より2万円増えて10万円を突破、三大キャリアの売り上げは伸び続けています。
それだけ大半の人が高い携帯料金を払わされているという事ですね。
3大キャリアの場合は適切な料金プランを選ばないと、月々の携帯料金が8000円くらいかかってしまいます。
携帯料金を安くする方法
携帯料金を安くするには3通りの方法があります。
1.今のキャリアのままプラン変更で安くする
この方法はキャリアショップ、もしくは電話やウェブサイトで適切なプラン変更にする方法です。
料金プランを見直すだけなので今すぐ簡単に出来ます。
適切なプランに変えれば月額2000円程度は安くなるでしょう。
2.三大キャリアのMNP(乗り換え)のキャンペーンで安くする。
携帯の更新のタイミングで端末本体を0円で入手し、端末代金の分割払い分を安くする方法です。
一括0円をやっているお店を探したり、乗り換えをしなければならないので少し手間がかかります。
高い端末ほど効果があり、iphoneだと月額3000円程度安くなります。お店によってはさらに現金や商品券がもらえます。
3.格安スマホに乗り換える
この方法が1番安くなります。
少し前までは格安スマホはネットから契約しなければならなかったので大変でしたが、UQモバイル、Yモバイル、楽天モバイルなど、店舗型の格安スマホも出て来たので比較的簡単になりました。
今まで使っていたスマホをそのまま使えば、月額2000円程度で使えます。
特に2番と3番を併用すると、新品のiPhoneを格安スマホで月額2000円程度で利用する事、なんて事が出来てしまいます。
それぞれ詳しく解説します。
1. 今のキャリアのままプラン変更で安くする
携帯料金は端末代金、通話料金、データ通信料金、オプション料金の4つに分類されます。
この中で通話料金とデータ通信料金はプランを見直す事で安くなります。
・通話料金を安くする方法
通話料金は基本プランによって変わってきます。
docomoの場合は3種類のプランに別れます。
(AUやSoftBankもプラン名称は違いますが考え方は同じです。)
シンプルプラン 980円
通話した分だけ通話料金がかかります
カケホーダイライトプラン 1700円
1回5分間の通話まで無料
カケホーダイプラン 2700円
何時間かけても無料
電話を全然かけないのにカケホーダイプランを契約していたり、よくかけるのにシンプルプランだと高くなります。
自分の通話頻度によって適切なプランを選びましょう。
裏技的な方法ですがシンプルプランにして、LINE outを使うという方法があります。
LINE outは大抵のお店に無料でかけられるので、通話料金がかかりません。
僕は友達との電話はLINEで済ませ、お店への電話はLINE outを利用しています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
okashin111.hatenablog.com
・データ通信料金を安くする方法
3大キャリアはちょっと前まではデータ通信量7GBまで使えて5700円定額というプランが主流でした。
しかし、データ通信量は9割以上の人が1ヶ月に3GBも使っていないそうです。
スマートフォンのデータ通信量と月額料金に関する調査 - 調査結果 - NTTコム リサーチ
半分以下のデータ通信量しか使ってないのに5700円払わされるわけです。
ソフトドリンクしか飲んでないのに飲み放題の料金を取られたら嫌ですよね。
今では3大キャリアはデータ通信を沢山使う人と、あまり使わない人用のプランを用意しています。
docomoの場合はベーシックパックとウルトラデータパックに別れます。
ベーシックパックは使ったデータ量によって料金が変わります。
1GBまで 2900円
3GBまで 4000円
5GBまで 5000円
20GBまで 7000円
ウルトラデータパックは料金が固定のプランです。
ウルトラデータLパック 20GBまで 6000円
ウルトラデータLLパック 30GBまで 8000円
家ではWi-Fiにつないでいる、外でユーチューブ等はあまり見ない、という人は大抵3GB以内に収まるのでベーシックパックがおススメです。
逆にスマホを沢山使う人は5GBを超えるのでウルトラデータパックを選びましょう。
番外編:本体代金とオプション料金について
本体代金を安くする方法については後述するMNPの項目を参照下さい。
オプション料金については携帯料金の明細を見るといくらかかっているかわかります。
オプション料金を取られている原因としては以下考えられます。
・スマホを契約する時に必要ないオプションに契約させられた。
身に覚えの無いオプションの場合はすぐに解約しましょう。
・ポイントサイト等で無料体験契約したアプリの無料期間が切れた。
この場合も必要ないアプリの契約は解約しましょう。
・スマホゲームで課金している
ゲームの課金を携帯料金から払っている場合はオプション料金として請求されます。
この場合は課金を控えるしかありません。
2.三大キャリアのMNP(乗り換え)のキャンペーンで安くする。
2015年まで家電量販店などでも頻繁に行われていたMNPによるキャッシュバック。
2015年に総務省によりキャッシュバックが規制され今ではあまり見かける事がありません。
しかし、まだキャッシュバックを行なっている店舗はあり、機種変更よりMNPをした方がお得です。
MNPをした方がお得な理由
・スマホ本体を一括0円で入手出来る。
MNPを行うと1番大きいのがこれ、古いスマホを使い続けてもいいのですが、必ず買い替えが必要な時は来ます。
しかし、新型のiPhoneを一括で買うと10万円近くします。
これを一括0円を行なっている店舗でMNPする事で10万円近いiPhoneを0円で入手する事が出来ます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
okashin111.hatenablog.com
・現金や商品券をくれる店舗もまだ一部あり、その分トータルコストが安くなる。
携帯料金が直接安くなるわけではありませんが、現金や商品券をもらえれば、その分安くなったのと同じですよね。
僕は先日一括0円でAUに乗り換えました。
iPhone8を普通に契約すると月額9750円のところ、本体代金が0円になったので月額5940円になりました。
3.格安スマホに乗り換える
格安スマホとは三大キャリアの回線を借りて営業している会社です。
主にネットからの契約で人件費を削減し、キャリアメールも無し、宣伝も控えて広告費を削減、などにより料金が安くなっています。
例えばUQモバイルだと通話もできてデータ通信量3GBまで使えて1680円です。
デメリットとしては、
・三大キャリアに比べると通信回線が遅い
・キャリアメールが無い
・店舗が無かったり少ないため、対面でのサポートが受けられない
・新型のiPhoneを取り扱っていない
などがあげられます。
格安スマホに乗り換える時に一番問題なのは、よくわからないのに安くなるからと適当に乗り換える場合でしょう。
僕の知り合いも親の通信料金が高いからとお店の人に勧められるがまま格安スマホでAndroidに乗り換えたところ、Androidの使い方がわからず自分でも教える事が出来ないので、iphoneを買い直したという人がいました。
しかし、きちんと把握して契約すれば月額2000円以内で済むのは非常に魅力的ですよね。
最近はUQモバイル、Yモバイル、楽天モバイルなどは店舗があるので初心者にもおススメです。
この時注意したいのは、異なるキャリアから格安スマホに乗り換える時はSIMロック解除が必要という点です。
SIMロック解除は三大キャリアのホームページから申し込めば無料です。店舗や電話で申し込むと3000円取られます。
ケース別AUを2年間使用した場合のトータルコスト
※キャリアはAU、格安スマホはUQモバイルを想定、電話はほとんど使わない、一か月のデータ通信量3GB以内の人を想定して計算してみます。
1.キャリアメールを使っている、今のキャリアから乗り換えたくないという人
キャリアメール(~@docomo.ne.jp、~@ezweb.ne.jp、~@softbank.ne.jp等)を頻繁に使っている人や今のキャリアが好きで乗り換えたくないという人は機種変更しかありません。
AUで機種変更した場合のトータルコスト
1か月あたり本体代金3810円+ピタットプラン5378円=月額9188円
月額9188円×24か月=22万0521円
2年間で22万円もかかってしまいます。
最近はLINEを使っている人が増えたし、電話番号でもメッセージをやり取りできるので、キャリアメールを使う頻度は減っていると思います。
キャリアメールにこだわりがあるわけでなければ、乗り換えた方がお得です。
ただし、メールアドレスが全く無いと不便なので、yahooメールやgmailなどのフリーメールを作っておくと便利です。
こちらは副業用に書いた記事ですが、参考までに載せておきます。
okashin111.hatenablog.com
2.格安スマホは抵抗があるが、三大キャリアなら乗り換えても良いという人
こちらの方はMNPで一括0円やキャッシュバックを利用すると良いでしょう。
MNPは機種変更より少しめんどくさいですが、一括0円キャンペーンを行っているお店さえ見つかれば後はお店の人に確認しながらMNPすればいいのでそんなに難しくはありません。
キャッシュバック金額は場合によるのでスマホ本体を一括0円で入手できる場合の計算にします。
AUに一括0円でMNPした場合のトータルコスト
1か月あたりピタットプラン5378円のみ
月額5378円×24か月+MNP転出手数料3240円+契約事務手数料3240円=13万5552円
3.携帯料金をとにかく安くしたい人
こちらの方は格安スマホに乗り換えるのがおススメです。
格安スマホはちょっと前は手続きが難しいイメージがありましたが、UQモバイル、Yモバイル、楽天モバイルなどは店舗があるので初心者にもおススメです。
今使っているスマホそのままで格安スマホ(UQモバイル)に乗り換える場合のトータルコスト
1か月あたりデータ高速+音声通話プラン1814円のみ
月額1814円×24か月+MNP転出手数料3240円+契約事務手数料3240円=4万3536円
4.新しいスマホで格安スマホを使いたい人
さきほどの乗り換えでは今使っているスマホをそのままでUQモバイルに乗り換える計算をしました。
しかし、今使っているスマホが古くなって買い換えたい人もいると思います。
この場合は新しいスマホを買って格安スマホに乗り換えることになります。
iphone8をアップルストアで買ってUQモバイルに乗り換える場合
本体代金85104円+43536円+MNP転出手数料3240円+契約事務手数料3240円=13万5120円
5.新しいスマホも安く欲しいし、月々の携帯料金も安くしたい人
今までの方法を組み合わせるとスマホ本体を安く入手しつつ、月々の携帯料金も安くできます。
一括0円でMNPしてAUを6ヶ月使用した後、UQモバイルに乗り換えた場合
※AUに乗り換えてすぐに短期解約するとAUのブラックリストに載る可能性があるため半年間くらいは使った方が良いと思います。
月額5378円×6か月+MNP転出手数料3240円+契約事務手数料3240円=3万8748円
月額1814円×18か月+MNP転出手数料3240円+契約事務手数料3240円+解約手数料10260円=4万9392円
合計8万8140円
携帯料金を安くする節約術まとめ
1.今契約しているスマホの料金プランを見直す
2.MNPで一括0円やキャッシュバックを利用する
3.格安SIMを使う
冒頭でも書きましたが、2番と3番を組み合わせれば新型iphoneを格安スマホで月2000円程度で使用する事が可能です。
MNPを行ってから格安スマホに乗り換えるので結構手続きがめんどくさいのですが、やっぱり新しいiphoneが使いたいですからね。
普通に機種変更した場合は2年間で22万以上かかるものが、MNPキャンペーンを使えば13万円台、格安スマホに乗り換えれば10万円以下に抑えられるので今回ご紹介したいずれかの方法を試してみる事をおススメします。
下記の公式サイトからUQモバイルに乗り換えると、契約プランによってキャッシュバックがもらえます。
公式サイト
UQモバイル