ポケットサラリー

株で損した300万円を取り戻すためサラリーマンが副業、節約、投資などお金を増やす方法を実践していきます。

合法的に個人がお金が貸せるソーシャルレンディング

僕は若いころ「サラ金はお金を貸すだけで儲かっていいなぁ」と思っていました。

「お金がお金を生む」これはよく言われる事ですが、株や投資信託だとどうしても元本割れのリスクが伴います。

しかし、他人にお金を貸す事が出来れば、元本割れの心配も無いし、確実に儲かるじゃないですか。

しかも、銀行の利子が0.1%以下の時代に10%以上の高利をふっかけることが出来る。

これほど美味しい商売はないじゃないかと思っていました。

※今では信用金庫のローンの取り立てでうつ病になった友人の話を聞いて羨ましくなくなりました。

もちろん、個人で金貸しを商売として行った場合、違法になります。(個人間の貸し借りは違法にならない時もあります)

しかし、ソーシャルレンディングを使うと個人でも会社にお金を貸して利子を得る事が出来ます。

ソーシャルレンディングとは

ソーシャルレンディングとはお金を借りたい企業に個人で融資をする事が出来るサービスです。

昔は企業に個人でお金を貸せるのはお金持ちだけでした。

しかし、インターネットの発達によって、沢山の人からお金を集め、個人でも少額から企業に融資する事が可能になりました。

ソーシャルレンディングの仕組み

個人で少額から企業に融資出来るといっても、そのお金を集める人がいないといけませんよね?

そこでソーシャルレンディング会社が沢山の人からお金を集めるわけです。

まずソーシャルレンディング会社がインターネットを使って沢山の人からお金を集めます。

そのお金をまとめて、企業に融資します。

融資ですので、当然企業は返済をしなければなりません。

その時、あらかじめ決めておいた利息を上乗せして返済します。

その利息が融資した個人の利益になるというわけです。

ソーシャルレンディング会社はその時、企業から手数料を貰う事によって、利益を得ています。

ソーシャルレンディングのメリット

価格変動が無いため利回りが安定している

これがソーシャルレンディング最大のメリットです。

他の投資は価格変動があるため利回りが常に変動します。

ソーシャルレンディングは投資した価格は一定で、最初に設定された利回りで毎月同じ利益が発生します。

株式投資は常に価格が変動するため、投資した翌日からマイナスになる事もあります。

僕もそうでしたが、常に価格が変動するので一喜一憂してしまい、気になって頻繁にチェックしてしまいます。

さらに、株を買うタイミングや売るタイミングをいつにしようか迷って買い時、売り時を逃してしまう事があります。

対して、ソーシャルレンディングは価格変動が無く、貸し倒れしない限り毎月同じ利益が出ます。

※海外ファンドの場合、為替の変動により、損する事があります。

利回りの高さ

ソーシャルレンディングではだいたい5〜15%の利回りが見込めます。

株のように企業の急成長で一気に100%の値上がりなどはありませんが、値下がりが無い事を考えると利回りは高いといえます。

少額から運用可能

1万円から投資する事が可能です。

株は数十万は必要なので、1万円から投資出来るのは嬉しいですね。

手数料が無料

ソーシャルレンディング会社は投資先の企業から手数料を取っているため、投資する人は手数料を取られません。

大抵の投資は手数料が取られるので、無料はありがたいですね。

ソーシャルレンディングのデメリット

ソーシャルレンディングの仕組み自体は投資としてかなり優秀だと思うのですが、保証や歴史など不安な点が多いです。

ソーシャルレンディング会社に補償が無い

ソーシャルレンディングを行う上でこれが一番のリスクになります。

株式投資では信託保全といって口座に入っている金額が1000万円まで補償されます。銀行口座と一緒ですね。

しかし、ソーシャルレンディングではこの信託保全がありません。

そのため、ソーシャルレンディング会社が破産すると、口座のお金が返ってこない可能性があります。

2018年5月現在、破産した会社はありませんが、3社が行政処分を受けています。

2015年→クラウドバンク(1回目)

2017年→みんなのクレジットとクラウドバンク(2回目)

2018年→ラッキーバンク

この中でみんなのクレジットは悪質で詐欺ではないかとの疑いもかかっています。

【2018年3月更新】みんなのクレジットの状況。債権譲渡による損失確定 | ソーシャルレンディング情報 - CROWDPORT

このようなリスクを小さくするためには、複数の信頼出来るソーシャルレンディング会社を利用する事です。

FXも昔は信託保全が有りませんでしたが、2009年より義務化された経緯があります。

ソーシャルレンディングも早く信託保全が義務化されるといいのですが。

不景気を経験していない

最大手のmaneoがサービスを開始したのが、2008年10月、この頃は日経平均も最安値の頃でした。

そこから現在までソーシャルレンディング業界が盛り上がって来たわけですが、アベノミクスの影響で好景気が続いています。

これから不景気になった時に貸し倒れやソーシャルレンディング会社の倒産などが発生した時保証が無いのは大きなリスクになります。

投資先企業の貸し倒れリスク

これはよく言われますが、こちらはソーシャルレンディング会社が潰れるリスクよりは小さいです。

なぜなら昔は個人への融資があり貸し倒れが発生していたそうですが、今は企業に限定しているのでほとんど貸し倒れが発生していないそうです。

契約期間中は解約出来ない

当たり前ですが、契約期間中は解約出来ません。

私生活で急にお金が必要になったりしても、契約期間が満了するまでは解約が出来ません。

しかし、僕はこれはメリットでもあると考えます。

投資で失敗した経験がある人はわかると思うのですが、他の投資の場合、いつでも辞める事が出来るので、辞めた後に価格が上がって悔しい思いをしたりします。

意志が弱い人にもおすすめです。

税制優遇が無い

これが地味にデメリットです。

株式投資やFXなどは税制優遇があり、一律20%です。

しかしソーシャルレンディングはそれが無いので、所得により最大55%まで税金がかかってしまいます。

ソーシャルレンディング会社一覧(2018年5月現在)

ソーシャルレンディング会社は2018年5月現在20社以上あります。

1 maneo(マネオ)
2 SBIソーシャルレンディング
3 クラウドバンク
4 クラウドクレジット
5 オーナーズブック
6 ラッキーバンク
7 トラストレンディング
8 SAMURAI(旧スマートエクイティ)
9 LCレンディング
10 ガイアファンディング
11 クラウドリース
12 スマートレンド
13 TATERU FUNDING(タテルファンディング)
14 アメリカンファンディング
15 グリーンインフラレンディング
16 クラウドリアルティ
17 さくらソーシャルレンディング
18 キャッシュフローファイナンス
19 アップルバンク
20 レンデックス
21 ポケットファンディング
22 プレリートファンド
23 ネクストシフトファンド

おすすめのソーシャルレンディング会社は?

ソーシャルレンディングを日本で最初に提供し、かつ最大手の会社であるmaneoがおすすめです。

公式サイト
ソーシャルレンディング maneo

ただし、ソーシャルレンディング会社は保証が無いため、リスク分散のために複数のサイトに登録する事をおすすめします。

合法的に個人がお金が貸せるソーシャルレンディングまとめ

・個人でもソーシャルレンディングを使えば合法的にお金が貸せる

・ソーシャルレンディングは価格変動が無いため利回りが安定している

ソーシャルレンディングは保証が無いため不景気になった時が怖いですが、仕組みとしては安定していてローリスクな投資の選択肢としてはアリだと思います。

メインは投資信託やロボアドバイザーなどの保証があるローリスクな投資を行い、その次にソーシャルレンディングにも少し資金を回してみてはいかがでしょうか。

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