日経平均先物が大暴落!リーマンショックの結果は?【株式投資の体験談3】
ライブドアショックで大損!【株式投資の体験談1】 - ポケットサラリー
信用取引は危険!損失拡大の恐怖【株式投資の体験談2】 - ポケットサラリー
こちらの記事の続きです。
損を取り返そうとして信用取引に手を出した僕はさらなる泥沼にはまっていきます。
初めての日経平均先物取引
迎えた2008年、損失がトータル100万を超えた僕は信用取引の3倍枠では物足りなくなり、日経平均先物に手を出します。
日経平均先物とは
日経225先物取引とは、日経平均株価を原資産とする株価指数先物取引であり、大阪取引所等に上場されている。
引用:ウィキペディア日本語版より
簡単に言うと日経平均に連動する先物取引です。
先物取引というと、大豆やトウモロコシの商品先物が有名で、未来の売買する権利を取引します。
日経平均先物も同じで日経平均株価の3ヶ月後、6ヶ月後の売買する権利を取引します。
こう説明するとわかりにくいですが、やってみると簡単で、株と一緒で買った値段より日経平均が上がれば儲かり下がれば損するだけです。
日経平均先物の特徴
買った商品は決まった期間内に決済しないといけない
3ヶ月、6ヶ月と取引出来る期間が決まっています。期日になったら自動的に決済させられます。
大きなレバレッジがかけられる
日経平均先物は信用取引と同じようにレバレッジがかけられます。レバレッジはだいたい準備金の10倍くらいです。
信用取引のレバレッジが約3倍なので、先物取引がどれだけ危険かわかりますね。
他人のブログに頼るが儲からない
始めた当初は日経平均先物予想ブログを見て、その日の朝市場が開く時に買いか売りかを行い、市場が閉まる時に決済するという簡単なデイトレでした。
これのメリットはライブドアショックのような市場が閉まってる時の影響を受けない事ですね。
デメリットは当然手数料が沢山かかります。
そしてその日の上がるか下がるかなんていくら他人のブログを見ても根拠なんて無いのでギャンブルと同じです。
この方法も目が出ず、じわじわと損失が増えていきます。
株は株主優待のために何個か持ってましたが、2008年はもっぱらこの方法で先物取引してました。
リーマンショック直撃は回避したけど・・・
そしてそんな中、2008年9月リーマンショックが起こります。連日テレビでは大騒ぎ!僕はこの方法のおかげで大損はまぬがれます、そしてついにチャンスが来た!と思いました。
株は少し持っていましたが大半は先物投資のデイトレだったので貯金もそこそこありました。
そこで更に200万円を先物の口座に突っ込みました。
日経平均も1万円を割り込み、この辺で長期ホールドすれば大儲け出来る!と思いました。
そして、一万円を割ったあたりで買って9500円くらいで日経平均先物ミニを3枚くらい買いました。
買った日経平均先物がその後もあれよあれよと下がり最安値で6990円、なんと7000円を割り込みます。
僕はまさかそこまで下がると思っていなかったので大慌て。
9500円の先物が7000円になると一枚あたり25万円の含み損です。3枚だと75万円・・・
早く上がれ!と思っていても当然ですがリーマンショックの影響で株価は低迷、中々1万円以上になりません。
そのまま日経平均は回復しないまま年末を迎えます。
2008年の結果はマイナス53万4914円でした。
4年連続でマイナスの人っているんでしょうか・・・?
ここまでのトータル損失は-160万3979円です。
日経平均先物が大暴落!【株式投資の体験談3】まとめ
日経平均先物を始めて一気に損失が増えました。
やはりレバレッジ取引は危険すぎます。
- 160万円って軽自動車くらいなら買える金額です。
ここまで損すると、取り返したい一心で投資を続けていました・・・
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